以下に、テクネ計測にお寄せいただく、よくあるご質問と回答内容の一覧をご用意しております。
弊社へのお問い合わせ前に一度、こちらの「よくあるご質問」の各項目をお確かめくださいませ。
知りたい回答が見つからない、それでも解決しない場合など、ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

技術に関して

水分について

  1. Q1露点ってなんですか?

    気体を冷却していくとき結露(凝結)が起こる温度です。すなわち、空気が水と平衡状態にあり飽和している温度です。
    詳しくは「露点とは」をご覧ください。

  2. Q2なぜ露点で水分量を表示するのですか?

    結露する温度が分かるので、感覚的に分かり易いからです。露点が0℃で気温が15℃の場合結露しないことが分かります。逆に冬気温が-5℃になれば結露してしまいます。ドライエアーの水分量を見るときは特に露点で表すことが多いです。

  3. Q3絶対湿度とはなんですか?

    一般的に天気予報などで聞かれる湿度50%は、相対湿度と呼ばれます。空気中に水蒸気を含むことが出来る量の限界(飽和水蒸気量)は気温で決まります。その限界量の何%を含んでいるかを示しています。つまり、相対湿度は空気中に含まれる【水蒸気の割合】を表しています。
    一方、「絶対湿度」とは、縦横高さ1メートルの空間に含まれる水蒸気の重さが何グラムかを示しています。つまり、絶対湿度は空気中に含まれる【水蒸気の自体の量】を表しています。
    JISでの記載は、「湿度でよく使われる用語」をご覧ください。

  4. Q4湿度と露点の関係性を知りたいのですが?

    湿度という大きなグループの中に【露点】という言葉があると考えるとわかりやすいです。
    露点は湿度が低く、乾いた空気がどれくらい乾いているかをさらに詳しく測定したい時に露点計を使って調べます。
    詳しい説明は、「湿度単位換算」をご覧ください。

  5. Q5圧力の変化は露点にどう影響しますか?

    圧力が変化すると露点は変化します。これは体積当たりの水分子の量が変化するためです。
    詳しくはこちらの「湿度単位換算」をご覧ください。そのため圧力が大気圧より高くなれば露点計指示値はプラス方向に変化します。これを圧力下露点と言い、大気圧での測定は大気圧下露点と言います。当社露点計では両方を測定できます。圧力下露点を大気圧下に換算したい場合は圧力計が必要です。圧力計が内蔵されているMBW鏡面冷却式露点計もご用意しております。

  6. Q6温度が変化すると露点値は変わりますか?

    露点は水分量を表す単位です。温度が変化しても水分量は変化しないので、露点は変わりません。但し、現実的には温度変化15℃に対して露点0.1℃程度の僅かの変化が起こります。これはガス外観内部表面に吸着している水分子が温度が上がると活性化し、表面から出てくるためです。

製品に関して

製品選定について

  1. Q1オンライン(設置)型露点計が数種類ありますが、選定方法を教えてください。

    測定ガス種/測定希望露点温度/精度/予算によってお選びいただけます。例えば窒素(N2)の純度計測で測定希望露点は-80℃dp、精度は±5℃dp以内でよくなるべく安価なもの、ということであればTK-100オンライン露点計をご案内致します。「お探しの露点計・水分計の選定について」をご覧いただくか、お問い合わせください。

  2. Q2ポータブル露点計が数種類ありますが、選定方法を教えてください。

    測定ガス種/測定希望露点温度/精度/応答速度/予算によってお選びいただけます。例えば複数ある恒温恒湿槽の中の露点を計測したい、ガスはアルゴン(Ar)、結露はしないが加湿工程があるため露点はプラス側、なるべく精度が良い物、ということであればMBW473RP2をご案内致します。

  3. Q3配管に直接挿入できる露点計を探しています。

    複数ご用意がございます。測定ガス種/圧力/管理目標露点温度/配管内のチリ・埃や油が飛んでくるか等環境をお聞かせください。適切な露点計をご提案いたします。

  4. Q4応答が早い露点計はどれですか?

    TK-100NK-1は乾燥チャンバーを搭載した露点計です。-50℃dp以下の測定におすすめです。さらなる高応答性をご希望の場合はMBWシリーズがおすすめです。従来露点計測は数時間、と言われていましたがMBWシリーズは数分間での計測が可能です。

  5. Q5テクネ計測の製造品以外の露点計を扱っていますか?

    扱っております。メーカーにもよりますので、ご相談ください。例えば、英国SHAW社の露点計(SADP等)はテクネ計測が正規代理店として販売及びサポートを行っております。詳しくは、「SHAW社露点計」をご覧ください。

  6. Q6グローブボックス用にはどの露点計・酸素計を選定すればいいですか?

    真空引きをするグローブボックスでは、露点計は真空対応(10-4PaAまで)可能なTK-100露点トランスミッターを推奨いたします。酸素濃度計はmodel2001LCを使用しバルブとセットで設置することをご提案致します。弊社では設置工事も請け負っております。

  7. Q7酸素濃度計の選定方法を教えてください。

    酸素濃度計製品性能比較ページ」をご覧ください。測定希望濃度、測定原理より選定いただけます。可燃性ガス中の酸素濃度を計測したい場合はガルバニ電池式のみお選びいただけます。

  8. Q8ppbを計測できる酸素濃度計はありますか?

    はい、ございます。ジルコニア式model4100(設置型)とジルコニア式modelOA-1S+(ポータブル)がございます。詳しくは、「ジルコニア式酸素濃度計」をご覧ください。

  9. Q9温湿度計の選定方法を教えてください。

    ①工業用途か空調用途か②防爆が必要か不要か③設置かポータブルか④ガス種⑤最大温度⑥測定相対湿度範囲⑦精度より適切な機器を選定いたします。

  10. Q10空調・一般用途の温湿度・CO2・風速計の選定方法を教えてください。

    設置環境、設置形態(壁掛け/ダクト挿入/サンプリング配管接続)、結線方法(端子接続/ケーブル接続)、精度より選定可能です。詳しくは、「CO2計・温湿度計・風速計ページ」をご覧ください。

  11. Q11圧縮空気が噴き出す箇所の風速を測りたいのですが。

    噴き出す箇所の状況によって計測可否が変わってきます。例えば断面積が小さすぎると、センサーを向ける位置で大きく誤差がでるため計測できません。

  12. Q12防爆型の測定器を探しています。

    国内防爆認定品では温湿度計EE300Ex/酸素濃度計ICSのご用意があります。露点計は現在国内認定申請中で近々販売開始予定です。海外防爆認定品は露点計/酸素濃度計/温湿度計各種ご用意がございますのでご希望お聞かせください。

  13. Q13どのフィルターを選定すればいいですか?

    当社では高性能なMicrafilterシリーズをご用意しております。適切なフィルターを選定することが重要です。選定に関しては、「流体制御機器」をご覧ください。

  14. Q14CO2計を農業用途に使用したのですが、どのレンジがいいですか?

    一般的には生物(牛、豚等)がいる場合は5,000ppm推奨、植物はそれぞれ種類によって異なりますが2,000ppmまで計測できれば良いかと思いますが個別環境にもよりますので状況お聞かせください。「植物工場の導入事例に関して」をご覧ください。

製品仕様について

  1. Q1TK-100露点計の耐圧は?
    真空引きして大丈夫ですか?

    真空下での測定にも対応しております。但し、高真空↔大気圧を毎日繰り返す様な用途の場合、センサーへの負担が大きくなり故障の原因になりますので、大気圧になった状態で開にして測定を行ってください。圧力の具体的な数値についてはカタログの技術仕様欄に記載の使用圧力の項目をご覧ください。

  2. Q2露点計で計測される値は大気圧露点、圧力露点のどれですか?

    大気圧露点、圧力露点の両方を測定可能です。センサー部が大気圧であれば大気圧露点を表示し、圧力下であれば圧力露点を表示します。大気圧の状態を作るには、センサー部の二次側を大気開放するだけです。

  3. Q3TK-100露点計の単位をppmにできますか?

    TK-100露点トランスミッターから0-100 ppm, 0-1,000 ppmの出力が可能ですが、露点とppmの2点を同時表示できるTK-100MUモニターを推奨しております。露点とppmの関係性に関しては「湿度単位換算」をご覧ください。

  4. Q4アナログ出力の負荷抵抗はどこに記載がありますか?

    カタログや取扱説明書中で「不可抵抗」と記載されている場合と、「RL」と記載される場合がありますので、こちらをご覧ください。

  5. Q5湿度計の測定下限はどの様に決まりますか?

    湿度計では0-100 %RHの測定範囲が記載される場合がありますが、0%RHに限りなく近いところまで測定できるわけではなく、一般的に限界があります。一般的には0%における精度上限例えば精度±2%RHのものであれば、測定下限は2%RHと考えてください。常温における当社の湿度計は、露点で言うと-20~-25℃dp相当の湿度が下限と考えてください。

  6. Q6ガルバニ電池式酸素濃度計のランニングコストは?消耗品はありますか?

    ガルバニ電池式のセンサーは電解液と電極、隔膜で構成され、電解液と酸素の反応により生じる電圧を測定しています。そのためセンサー自体が消耗品となっており、およそ1年~2年程度で交換が必要となります。なお交換はお客様ご自身でも簡単に行えますし、ご要望ございましたら当社技術員が訪問させて頂きます。

  7. Q7TKモニターの出力スケーリングを変更したいときはどうすればいいですか?

    フロントパネルのMODE設定から変更が可能です。詳細は取扱説明書をご覧ください。

  8. Q8awってなんですか?

    水分活性値のことでWater Activityを略したものです。オイルを例にすると、オイルの飽和水分量(オイルの中に水が溶解出来る量)に対し溶解している水分量の割合を0-1の範囲で表しております。0は水分がない状態、1は水分量が飽和に達した状態となります。詳しくは、「オイル中水分計についての水分活性値(aw)」をご覧ください。

  9. Q9流量単位でSCFHとはなんですか?

    Standard cubic foot per hourの略で、温度や圧力が標準状態(20℃、1気圧時)での立方フィート単位での毎時流量のことです。おおよそ1SCFH = 0.42 L/minです。

  10. Q10UL、RoHS、CE規格とはなんですか?

    ①UL規格はアメリカに本拠を置く試験・検査認証を行っている企業ULが定めた、材料・部品・装置道具類などに対する安全規格に合格しているという証明です。
    ②RoHSとはEUが定める有害物質に対する規制のことで、電気電子機器のリサイクルを容易にするために特定有害物質を非含有とさせることを目的に制定されたもので、鉛や水銀など10物質が対象となっています。
    ③CE規格とは、EC加盟国にて販売される製品に貼付を義務づけられている安全マークのことで、製造メーカー自身がEC指令(電磁適合性や低電圧などEU内で製品を流通させるために設けられた加盟国共通の規格・基準)に適合していることを証明するものです。
    その他規格や詳しい内容に関しては、「計測器に関わる主な規格」をご覧ください。

製品周辺知識に関して

  1. Q1MBW社とはどの様な会社ですか?

    MBW Calibration Ltdはスイスに拠点を置く高性能・高精度の鏡面冷却式露点計メーカーです。高精度ゆえに世界主要各国の国家標準機関で一次基準として登録されており、本国スイスではMBW社自体が国から標準を委託されています。日本ではテクネ計測が国内総代理権を所持し、校正修理等のサポートの大半を対応可能です。
    詳しくは「MBW社鏡面冷却露点計」をご覧ください。

  2. Q2E+E社とはどの様な会社ですか? 

    E+E社はオーストリアに本社があり、湿度等の国家標準を同国より委託されています。湿度計、CO2計、風速計、温度計、マスフロー計の開発と生産を行っています。工業用湿度計分野では世界第2位のメーカーです。ドイツ、中国、フランス、韓国、イタリア、アメリカに現地法人を持ちます。E+E社の高い薄膜センサー技術が評価され、日本国内でも様々な業界で採用されています。日本ではテクネ計測が日本国内総代理権として、販売及び校正修理等のサポートの大半を行っております。

  3. Q3TK-100露点計の原理はなんですか?

    静電容量式です。検知部は酸化アルミを採用しており、2つの導電層に挟まれた検知部に水分子が吸着することにより、導電層間の静電容量が変化し、その変化量を露点として出力します。原理の詳細は「露点計湿度計の種類」をご覧ください。

  4. Q4風速計の原理はなんですか?

    フィルム状の熱式センサーを採用しています。センサー部を周囲環境温度より高い温度に保ち、そのセンサー部に風が当たって、センサー部の熱がさまされるときの熱量を風速に換算しています。原理の詳細は「風速測定の決定版VTQ」をご覧ください。

測定に関して

測定可否について

  1. Q1TK-100露点計は流量が少ないとどうですか?逆に20L/min以上でも大丈夫ですか?

    流量が少なすぎると応答速が悪くなってしまうので、10L/min程度流して測定することを推奨します。 逆に20L/min以上流す場合、配管に付着したゴミが流れてしまった際にセンサエレメントに傷をつけてしまう恐れがある為推奨いたしません。

  2. Q2湿度100%の環境で湿度測定はできますか?

    湿度100%の環境下でも測定可能な機種、EE33があります。EE33にはヒーティング機能が内蔵されており、結露環境下でも結露を飛ばし問題なく露点を測定できます。湿度等別の単位に管財する場合は、湿度測定部のヒーティングのために温度計を使用しているため、更にもう1本温度プローブが必要です。ヒーティング機能に関しては、「露点計湿度計の種類」をご覧ください。

  3. Q3温度100℃以上で湿度測定はできますか?

    温度100℃以上でも湿度測定できます。ただ温度100度以上ですとかなりの水分を添加しないと湿度は変わりません。これは飽和水分量が増えるためです。弊社では温度180℃まで対応できる温湿度計を取り揃えております。次の機種が対応品になりますのでカタログをご覧ください。機種名EE33EE310EE300Exとなっております。

  4. Q4酸素濃度100%近くはは測定できますか?

    測定は難しいです。100%対応の商品もございますが、95%程度を上回る場合、校正を行いながら使用する手間が必要です。尚、酸素の高純度ガスなどは、酸素濃度を測るのではなく、不純物として水分、つまり露点を測定し純度を保証しているのが一般的です。

  5. Q5CO2濃度100%近くは測定できますか?

    当社の取扱うCO2濃度計はPPMレベルの微量なCO2濃度を測定する用途ですので、測定できません。尚、CO2の高純度ガスなどは、CO2濃度を測るのではなく、不純物として水分、つまり露点を測定し純度を保証しているのが一般的です。

  6. Q6TK-100露点計は空気以外でも測定できますか?

    様々なガス中の露点を測定可能ですが、不活性ガスの測定をメインで設計されており、腐食性を伴うガスなどには不向きです。詳しくはお問い合わせください。また、「測定可能なガスに関して」もご覧ください。

  7. Q7塩酸ガス中の露点を測定できますか?

    腐食性ガス専用のTMAシリーズであれば測定可能です。他露点計は濃度にもよりますが検知部が故障する可能性がありますので注意が必要です。TMAシリーズは五酸化リン式 (電解式)水分分析計であり、Cl2 HCl H2S SF2 H2SO2 SO2 HBr CO2 Ar N2 H2 He D2 O2 C2H2 炭化水素 PH2 フロン 等のガス中の水分量が測定可能です。また、詳しくは「測定可能なガスに関して」をご覧ください。

  8. Q8有機溶媒が入っていますが測定大丈夫ですか?

    露点測定は可能ですが検知部が劣化速度が通常より早いので定期的な校正修理が必要になります。酸素測定がガルバニ電池式酸素計であれば問題なく測定可能です。細かい溶剤の種類に関しては40年の蓄積データがありますので当社までお問合せください。

  9. Q9水素中の露点測定はできますか?

    可能です。但し、水素分子はヘリウムなどと同様分子径が小さいのでリークに注意が必要です。当社製品の圧力に関する保証値はあくまでも窒素ガスの測定を想定して作られておりますのでご注意ください。

  10. Q10オイル中水分計で溶剤(液)中の水分を測定できますか?

    測定できません。検知部が故障する可能性が高くもし溶剤で故障した場合は検知部交換が必要になります。検知部交換はお客様ではできませんので弊社に返送いただく必要があります。プローブ着脱オプション(一部機種)を選定していた場合お客様でも交換できますが弊社で表示部とのマッチング校正をする必要があります。

  11. Q11ゴミ、粉塵が多い環境で露点・水分測定は可能ですか?

    露点計自体にはゴミ、粉塵に対応する性能はございませんが、プレフィルターを使用するなど、サンプリングの際に除去をしながらご使用いただくことで測定可能です。詳しくは、「流体制御機器」をご覧ください。

  12. Q12ケミカルクリーン対応できますか? 

    はい、対応できます。弊社で取り扱いしおりますE+E社計器は半導体業界向けにケミカルクリーン対応製品を供給しております。一部露点計、酸素計に関してはケミカルクリーン対応できませんのでご了承ください。細かい概要に関してお問合せください。

  13. Q13エマルジョンや水分が数十%のオイル内の水分測定は可能ですか?

    当社油中水分計では測定できません。弊社油中水分計ではオイルの飽和水分量までの測定になり、飽和を超える水分量は表示上限表示になります。飽和を越える水分量の場合、脱水器の後に脱水状況確認のために油中水分計を使用することをお勧めします。

  14. Q14廃油回収・再生後のオイル中水分測定は可能ですか?

    廃油のオイルは水分量が飽和を超えているまたは複数のオイルが混在している場合は測定は難しいです。再生後のオイルは水分量が飽和水分量より少ないと想定されるの測定できる可能性が高いです。実際測定できるかどうかは弊社にご相談ください。

機器設置について

  1. Q1設置方法について教えてください。

    測定環境や用途によって異なります。詳しくは「設置の種類」をご覧ください。

  2. Q2誰でも簡単に設置する方法はないですか?

    当社では、露点の確実な測定を行っていただくためにスターターキットを準備しています。フィルターやニードルバルブ、流量計などがセットになっており、低価格かつ確実な測定に最適です。スターターキットに関しては「設置の種類」のスターターキットをご覧ください。

  3. Q3センサーブロックを使う必要はありますか?

    直接挿入でも測定可能ですが、ゴミ混入によりセンサーを劣化させるリスクを考え、サンプリングでの測定を推奨しており、その場合センサーブロックをご使用頂くと容易に設置が可能です。

  4. Q4流量/圧力がないのですが、測定できますか?

    僅かでも流量/圧力があれば測定可能です。例えば部屋の中で殆ど流れが無い様な場合でも僅かな流れは存在し、測定が可能です。但し、応答速に影響がありますので、注意が必要です。配管中で流量/圧力がない場合はポンプを使用してください。スターターキットBというポンプ付サンプリングシステムが簡易で推奨です。

  5. Q5センサーの先端はどのくらい出ていればいいですか?

    露点計は焼結フィルター部が2センチが出ていれば測定に問題はありません。焼結フィルター部が全く出ていない(くぼみの中にある)と、くぼみの中の水分を検知し、正確な測定ができません。またセンサー部を追加で長くすることが可能ですので選定時ご相談ください。

  6. Q6高露点測定時に注意することはありますか?

    低露点を測定する場合はテフロンチューブまたはSUS配管を推奨します。高露点の場合は、結露が露点測定に影響しますので、結露しないよう配管をヒーティングするなど温度調整が必要です。シリコンや塩ビ製のチューブは水分を吸着・透過させてしまうので、推奨しておりません。

  7. Q7GBへの露点計取付方法を教えてください。

    グローブボック上部に露点計の取付ポートが設置されていることが多くそこに露点計をねじ込んで頂くだけです。ポートは3/4UNFネジ(オプション対応可)のポートがついていることが多いのでご確認ください。またG1/2ネジのポートがあります。G1/2ネジ用の変換接手もご用意しております。尚、酸素計の取付にはサンプリングが必要ですので、当社までご相談ください。

  8. Q8他社の露点計からテクネ製品に変えたいのですが、設置上注意することはなんですか?

    他社露点計からの更新需要は多く、この需要に対応しております。ネジ及び電気接続の確認が必要です。ネジはTK-100の接続ネジ径が5/8"UNFですが、3/4"UNFオプション、1/2"G変換接手を準備しております。電気接続に関しては、現在保有されている露点計の仕様をご確認ください。

  9. Q9配管材質、継手はどれを選定すればいいですか?

    低露点を測定する場合、テフロンチューブまたはSUS配管とSWL継手(コンプレッション型)を推奨します。
    空圧ホース(シリコンや塩ビ製チューブ)及び空圧継手を使用しているケースがよく見られます。これらは水分を吸着・透過させてしまうので、露点-20℃以下の測定には推奨しておりません。詳しくは「配管の材質、継手について」をご覧ください。

  10. Q10推奨するフィルター、ポンプ、流量計を教えてください。

    個別の相談にも対応させて頂きますが、当社では露点の確実な測定を行っていただくためにスターターキットを準備しています。フィルターやニードルバルブ、流量計などがセットになっており、低価格かつ確実な測定に最適ですので、このキットの仕様を推奨致します。詳しくは、「流体制御機器」をご覧ください。

  11. Q11接続ネジの種類はなんですか?

    TK-100の接続ネジ径は5/8"UNFです。オプションで3/4"UNFを選定可能です。また、1/2"G変換接手を用意しております。湿度やCO2測定においては、1/2"Gネジが一般的です。詳しくは「ねじの基礎知識」をご覧ください。

電気接続について

  1. Q1PC接続してデータを取ることができますか?

    機種により可能なものもあります。計測器に内蔵されたロガーに記録したデータをPCにダウンロードするタイプ、PCと接続しPC側で記録するタイプがあります。データ記録機能がない商品の場合は別途ロガーを接続頂ければデータを取ることが可能です。

  2. Q2アナログ出力の割振りはどうなってますか?

    測定レンジの下限が出力の下限、測定レンジの上限が出力の上限に割り振られます。例えば湿度0-100%で4-20mA出力の構成の機器の場合、0%が4mAで100%が20mAとなります。

  3. Q3TK-100モニターの表示は少数第何位までですか?

    初期設定では小数点第1位までの表示です。設定変更により第3位まで表示可能です。変更方法は取扱説明書に記載されています。

  4. Q4故障した場合、警報は出ますか?

    故障の場合の警報出力(ヘルシー信号出力)はありません。例えば、4 mAでた場合、断線による故障による場合があります。機器により表示部にエラーコードが表示されるものもあります。

  5. Q54-20mAの出力をロガーにつなぐ方法を教えてください。

    ロガーの入力をご確認ください。4-20mA入力があればそのままつなげます。但し、一般的なロガーでは4-20mA入力は無く、1-5VDC入力があります。その場合1-5VDC入力の+/-端子に250Ωの抵抗をつなぎ、4-20mA出力をつなげば使用できます。

  6. Q6防爆機器を防爆エリアに設置する際の接続方法を教えてほしい。

    最も重要な事は、取扱説明書に従った接続を行う事であり、これを必ず行ってください。一般的には、非防爆エリアに設置したバリアを経由して電源の供給および機器からの出力信号を受け取ります。

  7. Q7モドバス対応機種の設定はどの様になっていますか?

    当社では、E+E製品の一部にModbus対応機種があります。選定表に従い、ご注文時に設定詳細を決定頂く必要がございます。Modbus Mapはカタログまたは取扱説明書をご参照ください。E+Eコンフィグレーションソフトウェアあるいはディスプレイのボタン操作によってセットアップが可能なものもございます。

  8. Q8モニターを使用せず、TK-100露点トランスミッタだけ駆動して、4-20mAの出力をとることはできますか?

    可能です。TK-100露点トランスミッタに12~28VDCの直流電源を供給すると4-20mAの出力が得られます。ただし電源電流40mAが必要です。DC24Vの場合負荷抵抗は500 Ωまで許容されます。

アフターサービスに関して

校正について

  1. Q1トレーサはどこに準拠していますか?

    低露点に関しては2通りあり、ISO9001校正では米国(NIST)、JCSS校正(ISO17025校正)では日本国とトレースされております。高露点、湿度、温度、酸素、CO2、SF6などのトレーサビリティは主に日本国です。トレーサビリティの詳細は「トレーサビリティ」をご覧ください。

  2. Q2基準器の校正周期は何年ですか?

    ISO9001校正に関しては、露点計、温度計等最大2年と定めております。JCSS校正(ISO17025校正)に関しては、1年です。

  3. Q3他社製品の校正はできますか?

    はい、できます。ISO9001 / ISO17025による校正機関として、当社で販売していない製品の校正も受け付けます。尚、調整(数値を精度内に修正する作業)ができる機器、できない機器がありますので、詳細は、「トータルサポート」をご覧いただくか、お問い合わせください。

  4. Q4校正期間中の貸出機はありますか?

    当社主力商品に関しては、有償になりますが貸出器を準備しております。ご注文いただければ貸出器を事前送付しますので、現地で交換後校正品を送付してください。また、当社技術員が交換に伺う事も可能です。詳細は、「トータルサポート」をご覧ください。

  5. Q5TKセンサーを校正時に送り返すのにGBのあなの部分をふさぐ部品はありますか?

    はい、オプションで所持しております。ネジ径をご連絡ください。

  6. Q6JCSS認定とはなんですか?

    計量法に基づく日本の校正事業者登録制度です。ISO17025に準拠し信頼ある校正を保証するものです。当社はIlac MRA (国際相互承認協定)に認定されていますので、海外でご使用される場合にも海外の適合性評価と同等の扱いを受ける事が出来ます。

  7. Q7現地校正できますか?

    はい、対応可能です。現地校正員が川崎本社より国内/海外を問わず訪問致します。低露点の露点計校正など、基準ガスの準備が難しい場合がございますので、ご相談ください。詳細は、「トータルサポート」をご覧ください。

  8. Q8バリデーション、IQ/OQに対応していますか?

    はい、対応可能です。詳細に関しましては、「測器を使用する主な業界の規格」をご覧ください。

  9. Q9校正にかかる期間・費用はどれくらいですか?

    機器によりますが、湿度計で1週間・3万円程度、低露点用露点計は2~3週間・6万円前後です。低露点の場合、発生し安定に時間がかかりますのでご留意願います。

  10. Q10校正周期をどの様に設定すればいいですか?

    お客様の使用環境にもよりますが、当社での推奨はTK-100シリーズ露点計で1年、TE-660や湿度計で2年としております。

  11. Q11校正証明書の有効期限はありますか?

    校正証明書は校正を実施した時点でのデータの有効性を示すものですので、有効期限はありません。

  12. Q12テクネ計測での校正方法について教えてください。

    湿度発生器にて発生させたエアーを基準器(鏡面冷却式露点計)と対象器に並列でながし、測定値を確認し誤差を確認します。誤差が大きい場合は数値を調整します。

  13. Q13分流方式とはなんですか?

    加湿装置の調湿方法の1つです。調質したガスに、ドライなガスを混ぜることで、任意の水分を持ったガスを作ります。詳しくは、「湿度発生・二温度二圧法」をご覧ください。

サポートについて

  1. Q1納期について

    TK-100、TE-660、湿度計の一部、酸素濃度計の一部など主力商品に関しては在庫を保有しており、納期は約1週間です。在庫を持たないものに関してはお問合せください。

  2. Q2センサー交換について

    露点計のセンサー寿命は、5~10年です。校正や検知部交換(エレメント交換)を実施していただけると、長寿命でお使いいただけます。AMI酸素濃度計のセンサーは設計上は4年間の操業に耐える様製造されていますが、保証は半年、実際には通常操業で1-2年の寿命が見込まれます。

  3. Q3計測器に消耗品はありますか?

    露点計・温湿度計等には消耗品はありません。定期的に校正していただくことを推奨しております。
    酸素濃度計に関しましては、センサーセルの交換が必要になります。

  4. Q4センサが汚れたら洗浄できますか?

    洗浄可能な商品もあります。その場合は取説に記載がありますので、無い場合は洗浄不可能と理解ください。洗浄方法は取扱説明書をご確認ください。

  5. Q5販売終了後の商品のサポートは可能ですか?

    販売終了後でもサポートは可能です。製品が動く限り校正を行い、また、販売終了から最低5年は修理サポートを継続しております。詳細は、「トータルサポート」をご覧ください。

トラブルシューティング

  1. Q1TK-100で起動時プラス露点を表示し、そこから変化しないのですが?

    TK-100は電源接続後5秒ほど暖機運転を行います。その際+17℃程度を示します。ここから変化しない場合は電源の電流値不足、コネクタの接触不良などが考えられます。詳細は取扱説明書のトラブルシューティングをご確認ください。

  2. Q2配管設置した露点計が1時間たっても目標露点に下がらないのですが?

    適切な配管・継手が選定されているか、先ずご確認ください。更には配管リークの可能性、露点計の応答速の問題の可能性があります。詳細は取扱説明書のトラブルシューティングをご確認ください。また、配管継手に関しては、「配管の材質、継手について」をご覧ください。

  3. Q3配線し電源を入れたが、駆動していません。

    導通がされていない可能性が無いか、再度配線をご確認ください。2線式、3線式の何れかにも注意が必要です。また、出力が2つある2線式の温湿度計の場合、出力1だけを接続しても駆動しない機種もあります。

  4. Q4表示が測定範囲上限で固定していますが?

    上限で固定している場合、いわゆるショート状態と見られます。電源がうまく供給できていない可能性か、ゴミなどによりセンサー部が導通している可能性があります。

  5. Q5表示が測定範囲下限で固定していますが?

    下限で固定している場合、いわゆる断線状態です。先ずケーブルの接続・断線、コネクターの接続など、断線の原因になる可能性を排除してください。また、流速が速くセンサーエレメントが外れたなど故障の可能性もあります。詳細は取扱説明書のトラブルシューティングをご確認ください。

  6. Q6TK-100モニターが「----」表示しています。

    「---」を表示している場合、いわゆるショート状態と見られます。電源がうまく供給できていない可能性か、ゴミなどによりセンサー部が導通している可能性があります。

  7. Q7温湿度計でエラーメッセージが表示されています。

    エラーメッセージの内容によって対応が変わります。取扱説明書をご確認ください。

  8. Q8測定値が想定値に対し誤差があります。

    様々な要因が考えられますが、可能性として高いものを挙げます。測定状況をご確認頂き、温度・圧力・応答速など影響ある要因を潰していく必要があります。
    +配管・継手の不適切な選定
    +想定値・旧機器での測定値自体の実態との相違
    +応答速の要因(まだ反応途中である場合)

  9. Q9高温でEE33露点計を使用した際に、低露点を測定できませんでしたが、なぜですか?

    湿度計や鏡面冷却式露点計は、ガス温度によって測定できる露点の下限界があります。温度と下限露点との差をΔT(デルタティー)と呼びます。湿度計の場合はこれが50℃程度であり、ガス温度+70℃の場合、露点は+20℃までしか測定できません。鏡面式露点計のΔTはペルチェの能力によります。